自分で歩いてポスティングしてみる大切さ
新聞を読む人は激減したけど、ポスティングはまだ効果があるということを自社の実験からも分かっています。
弊社は永いあいだ、紹介のみで仕事をさせていただいてきましたが、コロナ騒動を機に、実験の意味も込めて初めて『看板工事』のチラシをポスティングをしてみました。
しかもポスティング業者さんに依頼するのではなくて、私自身が歩いて1日100部~200部だけ、午前中のみ使って配ってみました。(それでもけっこういい汗かきました)
まずは東京の一番端っこ、高尾駅から・・・
飲食店が入った雑居ビルのポストを見つけたら無心で配ります。
時々、整体院や美容室、不動産屋さんに飛び込み営業もしてみたりして・・・
(久しぶりにやってみましたが意外と話しを聞いてくれました)
次の日は西八王子駅で下車。
そして八王子駅、日野駅、豊田駅、立川駅と徐々に都内へ向かって。
ポスティングの反応率は0.01%~0.3%だと言われていますから、1件受注するためには少なくとも1000部は配布しないといけない計算になります。
でも、
500部を配り終えたところで早くも問い合わせが入りました!
600部を超えたところで3件の問い合わせが入りました!
コロナの影響で集客に苦戦していて、何かしなくちゃと感じているタイミングなのでは?という読みが当たったのかもしれません。
広告のデザイン、セールスライティングがうまくいったのかもしれません。それにしたって、想定以上の反応!!
あっ、ここで1つポイントをお伝えすると・・・
広告(紙媒体もデジタルも)は1回で終わりではなく、同じ地域に3回くらいやってみたほうが効果が出やすいです。
なぜか?
心理学で言う『単純接触効果』ザイオンスの法則が働くからです。
単純接触効果とは?
繰り返し見たり会ったり、接触する回数が増えるほど、警戒心が薄れていき親近感を感じるという効果のこと
TVCMを何度も流し続けるのも、この効果を狙っているのと、芸能人によるハロー効果を狙っているのでしょう。
さて、私も2~3週間のあいだをあけて、同じ街に2回~3回配布しました。
・・・ということで、
今日お伝えしたかったことは、広告(ポスティング)は1回ではなく3回やる予算を、初めから用意しておきましょうってことです。
ラーメン屋さん、パン屋さん、美容室、ネイルサロン、整体院など、例外なくリアル店舗ビジネスには当てはまるはずですので・・・。
追伸①…
新しくお店をオープンするオーナーさんは、是非ご自分の足でポスティングすることをお勧めします!
その街を知ることができますし、来店してくれたお客さんが心の底から有り難いって思えるので大切にできますよ♫
繁盛店を永く経営できているお店のオーナーの多くが、グランドオープン時は自らポスティングに行っていた人が多いというお話しもあるみたいですよ!
追伸②…
片想いのあの子を仕留めたいなら、短い時間でもいいので何度も会う機会をつくりましょう。
何度か会っているうちに、「あれ?この人ひょっとしていい人かも♡」って単純接触効果を発揮する日がやってくるかもです♪
【本日のお薦め書籍】
弱者でも勝てるモノの売り方 お金をかけずに売上を上げるマーケティング入門