どんなに凄いサービスでも知られなかったら存在しないことと同じという話し
「えっ?ここのラーメンってこんなに美味かったんだ」
仕事の移動中に適当に入ったラーメン屋さんが、期待以上に美味かったことがあります。
こんなに美味かったなら、もっと早くに来ておけば良かった・・・。
「あぁ、ここの焼き鳥(塩)とビールのセットは最高だ!」
「この味が俺を蘇らせる・・・何度でも」
仕事帰りに適当に入った居酒屋の焼き鳥が、期待以上に美味くてご機嫌になったことがあります。
それ以来、定期的に通うようになりました。
でももし適当に入ってみなかったら、もちろん今もなおそのお店の存在を知ることはなかったのです。
ではなぜ私は「適当」に入ってみたのか?
『看板』です。
正確には看板と、店頭の垂れ幕とA型ポスタースタンドです。
たとえば駅を降りて少し歩いたところで・・・
あるいは車の信号待ちをしていて・・・
まず建物の屋上や袖にある大きめの看板を探します。
それを目にしたときに
「ん?アレは?」ってなって、
お店の近くまで寄ったときに、店頭の看板やテントに書いてあるザックリしたメニューを見て、
「ココいいんじゃない?」ってなって、
入り口の近くにあるA型サインに写真入りで紹介されているお薦めメニューなどを見て、
「間違いない!」って確信して入店を決断する。
この脳内で行なわれる一連の流れを作るために、私たちの仕事の腕が試されます。
まず初めに重要なことは、そこにお店があることを認知されること。
だから看板が大事なのです。
「いや今はもうWEBサイトでお店を探す時代だから・・・」
・・・おっしゃる通りです。
だから有料のポータルサイトに登録したり、ホームページを持ったりして、ネット上に看板を出すことも大切なのです。
また、SNSを運用することも効果的だと思います。
まず認知されること。
そしてとにかく1回、自店のサービスを体験してもらうこと。
じゃないとどんなに良い商品を用意出来ていたとしてもそのお店は存在しないのと同じなのです。
そして・・・
目立って分かりやすい看板を設置したからと言って終わりではありません。
自店が喜ばせたい顧客像に合わせて最適なツールを選択し、近隣の方々に知ってもらう施策を打ちます。
それが、WEB広告なのか、ポスティングなのか、ポケットティッシュの配布なのか、ヒヤリングさせていただきながら最適なものをご提案させていただきます。
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